組織・産業心理学でいうモチベーション理論とは、
「人はなぜ働くのか」「何によってやる気が高まったり下がったりするのか」を説明する理論群です。
代表的には、次のように整理できます。
- 内容理論
「何が人を動機づけるのか」に注目する考え方です。
- マズローの欲求階層説
生理的欲求、安全欲求、所属、承認、自己実現へと段階的に欲求があるとする理論。
- ハーズバーグの二要因理論
給与や労働条件は不満を防ぐ要因、達成感や成長はやる気を高める要因と区別します。
- 過程理論
「人がどう判断してやる気を出すのか」に注目します。
- 期待理論
「努力すれば成果が出る」「成果が報酬につながる」「その報酬に価値がある」と思えるほど動機づけが高まる、という考え方です。
- 公平理論
自分の待遇が他者と比べて不公平だと感じると、やる気が下がるとされます。
- 自律性に注目する理論
- 自己決定理論
人は、自律性・有能感・関係性が満たされると、内発的に意欲を持ちやすいと考えます。
現代の職場では特に重要視されます。
簡潔に言うと
モチベーション理論は、
報酬だけでなく、達成感、成長、人間関係、公平感、自分で選べる感覚などが、仕事のやる気に影響することを説明する理論です。


